生産・開発・営業体制
日本でつくり、世界に売る
生産拠点
全従業員の叡智を結集し、世界一の製品をお届けしていきたい。この理想に向けて私たちが行き着いたのが、ものつくりの拠点を創業の地・徳島に一極化するというこだわりです。各分野のプロフェッショナルを1カ所に集結させることで、それぞれに触発し合い、互いの有するアイデアを“化学反応”させながら、シームレスでスピーディーなものつくりに邁進しています。
生産拠点を徳島に集中
徳島県阿南市の本社⼯場では、LED、LD(半導体レーザー)、磁性材料等を。⾠⺒⼯場ではLED、蛍光体、正極材料、医薬品原料、蒸着材料等、新野⼯場では正極材料を。そして徳島⼯場では有機金属錯体、電⼦材料、鳴⾨⼯場ではLED応⽤製品を製造しています。連携力とシナジーの強化を目的に徳島での一極集中生産にこだわり、LDの需要増加に対応する新棟「本社⼯場 LD⽣産棟」の建設をはじめ、白⾊LED・正極材料などの需要拡⼤に応えるべく、本社・⾠⺒⼯場を中⼼に最新設備を導入する等、積極的な先行投資を行い、世界最⼤級の⽣産体制を実現しています。
- 本社工場
- 本社工場
LD生産棟 - 辰巳工場(TN工場、TS工場)
- 新野工場(A工場)
- 徳島工場(V工場)
- 鳴門工場(N工場)
製造は効率化、自動化
人材は研究・改善に注力
さまざまなお客さまの要求仕様に合致した製品をいち早くご提供するために、生産現場では各種自動化システムを取り入れたFA化を推進。高品質な製品の多品種少量生産化、短納期化への体制を整えています。また、生産設備の内製化もNICHIAならでは。生産技術の向上へ、モノを作るモノを自ら作り上げています。また、見逃せないのが、マンパワーです。NICHIAの従業員は、徳島県だけで8,000名以上。その一人ひとりが日々、研究・改善に励みながら、世界一のものつくりに邁進しています。
研究開発拠点
NICHIAは国内に徳島研究所(TRC)、横浜研究所(YRC)、諏訪技術センター(STEC)の3つの研究開発拠点を擁しており、社内外との連携をとりながら最先端の研究開発に取り組んでいます。
【徳島研究所】
長期的視点に立った光とエネルギーの研究開発
1,000名以上のスタッフが、窒化物半導体を主体とした、発光デバイスや電子デバイスの開発を展開しています。また、無機、有機系を問わず、発光材料や機能性材料なども対象に、基礎研究とその応用研究にも挑戦しています。
【横浜研究所】
光とエネルギーの先端技術を探求
光のコヒーレンスを究極に制御した計測技術(量子エレクトロニクス)や量子光学の限界を超える新しい光の研究等を行っています。また光と生体や機能性材料なども研究テーマとして取り組んでいます。
光半導体(LED/LD)の応用開発では、R/G/BのLD(半導体レーザー)を応用したディスプレイや産業機器向けの光学エンジンの開発を進めるとともに、車載応用等を目指した高輝度白色LED搭載の光源モジュールの開発を加速しています。
【諏訪技術センター】
光半導体の応用商品を通じて夢を追う
既成概念にとらわれない研究開発を展開。集光系・照射投影系レンズなどの光学設計、アナログ・デジタル回路・CPU周辺技術に関する回路設計、熱解析、照明・筐体デザインなどの3つのチームが、光半導体と他の技術を融合させた研究開発を進めています。
国内営業拠点
徳島の本社や工場と連携を取りながら、国内のお客さま対応を行っているのが各営業拠点です。お客さまの中には海外展開を行っている企業も多いため、NICHIAの海外拠点との橋渡しも行っています。
海外拠点
⽣産は、隅々に⽬が届く⽇本で。販売は、お客さまの声が直接聞こえる海外で —これがNICHIAの変わらぬスタイルです。海外販売拠点は、全世界に16拠点。商品への理解を深めていただきお客さまとの絆を築くために、直接販売を基本としています。