責任ある鉱物調達に関する
デュー・ディリジェンスの取り組み
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責任ある鉱物調達に関する
デュー・ディリジェンスの取り組み(2023年度)
1. 体制
当社は、調達部門が中心となり、その他の関連部署と協力しながら、責任ある鉱物調達活動を推進しています。
また、当社の責任ある鉱物調達方針に反する行為については、通報窓口として「責任ある鉱物サプライチェーンに関するホットライン」を常設し、改善活動につなげています。
2. 2023年度 責任ある鉱物調達 デュー・ディリジェンスの取り組み
当社は、お取引先様にご協力をいただきながら、サプライチェーン全般における「責任ある鉱物調達」を推進しています。
推進に当たっては、「OECD紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデュー・ディリジェンス(OECDガイダンス)」にしたがって、サプライチェーンの透明化に取り組んでいます。
具体的には、製錬/精錬業者の調査においては、お取引先様の対応業務の負荷低減および調査効率向上を図るため、「責任ある鉱物イニシアチブ(RMI)」の発行する「コンフリクト・ミネラル・レポーティング・テンプレート(CMRT)」「コバルト・レポーティング・テンプレート(CRT)」または「エクステンデッド・ミネラル・レポーティング・テンプレート(EMRT)」を使用しています。
3. 調査状況
紛争鉱物およびコバルトについては、日亜グループ全体で約110社の仕入先様に調査を実施し、99%回収しました。回答いただいた調査票に基づき、適正なリスクアセスメントを行った上で 製錬/精錬業者の特定や、仕入先様への継続的・発展的な調査をはじめとしたリスク低減活動を行っています。