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台湾のGaN系LEDメーカーに仮差押えの執行

日亜化学工業株式会社(以下「日亜」という)は、台湾のLED製造販売会社であるEPISTAR社(晶元光電股有限公司、本社:台湾新竹科學工業園區、代表者:葉寅夫)が製造・販売している青色LED製品に対して、日亜の台湾特許(特許登録第160722号)に侵害していると、台湾の裁判所に申し立てしていましたが、このたび仮差押えの決定を得て、2003年9月22日に執行いたしました。

今回の仮差押え執行は、日亜の損害賠償請求権確保のため、EPISTAR社の複数の銀行口座を凍結するものです。
日亜は、GaN系のLEDの分野において先行してR&Dに多大な精力を注ぐことにより、世界中に数多くの特許並びにその他の知的財産権を保有するにいたりました。この度の法的措置は、台湾最大のGaN系LED製造販売会社であるEPISTAR社の代表的な一製品を対象としたものですが、同社の他の製品、及びその他の台湾業者の製品についても、必要に応じて適切な法的措置を講じていく予定です。これは日亜が、知的財産権を尊重し、また他社との間で築かれた特許許諾関係、そのライセンシーを守るものであり、日亜は今後も知的財産権を侵害するような行為に対しては、各国において断固たる態度をとる所存であります。