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青色LED特許抵触によるドイツ系企業に対する提訴

2006年5月22日、日亜化学工業株式会社(以下、日亜という)は、ドイツMoeller GmbH(以下、ドイツ本社という)の子会社であるムーラー電機株式会社(以下、ムーラー社という)を被告として、日亜が所有する特許権に対する侵害差止および損害賠償を求める訴訟を、大阪地方裁判所に提起致しました。

ムーラー社の製品は、ドイツ本社が製造している製品であるため、2005年8月に、日亜はドイツ本社に対して、日亜特許の侵害の恐れがある旨を伝えておりましたが、日亜の知的財産権を尊重して頂くことが難しかったため、このたびムーラー社が販売するLEDエレメント(形式　M22-LED-B)に搭載されている青色LEDが、日亜特許権(第2770717号、第3356034号、第3656456号)に抵触するものであると判断し、大阪地方裁判所に同製品の侵害行為の停止等を求める訴訟を提起するに至ったものです。

日亜は、今後も日亜の特許及びその他知的財産権を保護するために、いかなる企業に対しても、全世界的において、適切な措置を講じ続ける所存です。