Harvatek社及びLED販売会社に対するドイツでの特許侵害訴訟提起について
2010年9月8日、日亜化学工業株式会社(以下、「日亜」という)は、台湾のLEDメーカーであるHarvatek Corporation(以下、「Harvatek社」という)を被告として、日亜が所有する特許権に対する侵害差止、損害賠償及び製品の回収を求める訴訟をドイツ デュッセルドルフ地方裁判所にて提起いたしました。そして、2010年11月9日、Harvatek社に対して訴状が送達されました。
日亜が差止、損害賠償及び回収の対象として主張している製品は、Harvatek社製の二種類の白色LED製品(製品型番:HT-V116TW 、HT-U158TW)で、この白色LEDが日亜特許権(EP936682[DE69702929])に抵触するものであると判断し、本件訴訟を提起するに至りました。
また、2010年11月10日、日亜は、Harvatek社製の上記白色LED製品をドイツで販売するThe Republic Group Handelsvertretung GmbH、MSC Microcomputers Systems Components Vertriebs GmbH、“Gleichmann & Co.” Electronics GmbH、Glyn Jones GmbH & Co. Vertrieb von elektronischen Bauelementen KG、Mouser Electronics, Inc.に対しても、各々を被告として、上記日亜特許権に対する侵害差止、損害賠償及び製品の回収・廃棄を求める訴訟をドイツ デュッセルドルフ地方裁判所にて提起いたしました。これらの販売会社に対する送達はまだ行われておりません。
日亜は、今後も日亜特許およびその他知的財産権を保護するために、いかなる企業に対しても、全世界において適切な措置を講じ続ける所存です。
日亜化学工業株式会社
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