立花社が販売するEverlight社製LEDに対する新たな特許侵害訴訟について
2014年4月10日、日亜化学工業株式会社(本社:徳島県阿南市、社長:小川英治。以下「当社」)は、株式会社立花エレテック(本社:大阪府大阪市、社長:渡邊武雄。以下「立花社」)及びE&E Japan株式会社(本社:東京都、社長:金子敬。以下「E&E社」)を被告として、台湾のLEDメーカーであるEverlight Electronics社(本社:中華民国新北市土城區、董事長:葉寅夫。以下「Everlight社」)が製造し、立花社及びE&E社が輸入、販売するLED(製品型番:1254シリーズ)につき、立花社から当該LEDを購入し分析した後、当社特許権(第3786114号、第3972943号)に基づき、侵害差止及び損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提起致しました。
なお立花社は、4月8日付のプレスリリースにおいて、当社に対して損害賠償請求訴訟(以下「立花社訴訟」)を提起したと発表しております。当該プレスリリースによると、立花社は、当社が2011年10月、立花社に対して提起した特許権侵害差止等請求訴訟に関してプレスリリースを当社ホームページに掲載した行為(以下「当社プレスリリース掲載行為」)が不正競争行為及び不法行為に該当すると主張して、当社へ訴訟を提起したものと思われます。しかしながら、Everlight社が、立花社と同じく、当社プレスリリース掲載行為を含む当社の行為が不正競争行為及び不法行為に該当すると主張して2011年12月に提起した訴訟においては、既にEverlight社の請求は東京地方裁判所によって棄却され、同判決において、当社の訴訟提起は「相応の根拠をもってされたものということができ」、当社プレスリリース掲載行為は不正競争行為にも不法行為にも当たらないと判断されております。当社としては、立花社訴訟においても、自らの立場を適切に主張していく所存です。
当社は、当社が保有する特許及びその他知的財産権を保護するために、当社の特許を侵害するいかなる企業に対しても、全世界において適切な措置を講じ続ける所存です。
日亜化学工業株式会社
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