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立花社による損害賠償請求訴訟について

2015年2月19日、株式会社立花エレテック(本社:大阪府大阪市。以下「立花社」)が日亜化学工業株式会社(本社:徳島県阿南市。以下「当社」)に対して提起していた不正競争行為等にかかる損害賠償請求訴訟(以下「本件立花社訴訟」)において、大阪地方裁判所は、立花社の請求を一部認め、当社に金110万円の支払いを命じる判決をしました。

当社は、2011年10月に、立花社に対して特許権侵害差止等請求訴訟(以下「別件侵害訴訟」)を提起致しましたが、本件立花社訴訟では、別件侵害訴訟の提起が不法行為を構成するかどうか、及び、当社が別件侵害訴訟に関してホームページ上にプレスリリースを掲載した行為(以下「当社プレスリリース掲載行為」)が不正競争行為に該当するかどうかが争われました。

大阪地方裁判所は、別件侵害訴訟の提起については、当社の主張を認め、不法行為には当たらないと判断しましたが、当社プレスリリース掲載行為については、不正競争行為に該当すると判断しました。

しかしながら、既に、東京地方裁判所は、台湾のLEDメーカーであるEverlight Electronics社(本社:中華民国新北市土城區。)が、当社を被告として同一の当社プレスリリース掲載行為等を理由に提起した不正競争行為等にかかる損害賠償請求訴訟において、2014年1月、別件侵害訴訟の提起は「相応の根拠をもってされたものということができ」、当社プレスリリース掲載行為及び別件侵害訴訟の提起は不正競争行為にも不法行為にも当たらないと判断しています。

当社は、大阪地方裁判所による上記判決に対して即日控訴致しました。控訴審においても、引き続き自らの立場を適切に主張していく所存です。

当社は、当社が保有する特許及びその他知的財産権を保護するために、当社の特許を侵害するいかなる企業に対しても、全世界において適切な措置を講じ続ける所存です。

本件に関するお問い合わせ先

日亜化学工業株式会社
広報担当
代表TEL:0884-22-2311
FAX:0884-23-7752