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2017.2.6

Everlight社による差止等請求訴訟における当社の勝訴判決

知的財産高等裁判所(以下「知財高裁」)は、2017年1月18日、Everlight Electronics Co., Ltd.(以下「Everlight社」)が日亜化学工業株式会社(以下「当社」)に対して提起していた不正競争防止法等に基づく差止等請求訴訟(以下「本件訴訟」)において、Everlight社の請求を全面的に却ける判決をしました。

当社は、2011年8月に株式会社チップワンストップに対して、Everlight社製白色LED(製品型番：GT3528シリーズ)を輸入販売等する行為が当社保有の特許第4530094号(以下「094特許」)を侵害すると主張して、及び、同年10月に株式会社立花エレテックに対して、Everlight社製白色LED（製品型番：GT3528シリーズ及び61-238シリーズ、以下総称して「Everlight白色LED」）を輸入販売等する行為が094特許を侵害すると主張して、両社をそれぞれ被告とした2件の特許権侵害差止等請求訴訟(以下総称して「別件訴訟」)を提起するとともに、当社ホームページ上に別件訴訟提起に関するプレスリリースを掲載しました(以下「当社プレスリリース掲載行為」)。本件訴訟では、当社プレスリリース掲載行為等が不正競争行為等に該当し、当社プレスリリース掲載行為の差止めが認められるかどうか等が争われました。

一審の東京地方裁判所は、2014年1月30日、当社プレスリリース掲載行為等は不正競争行為等に該当しないとして、Everlight社の請求を棄却しました。Everlight社がこれを不服として控訴していたところ、知財高裁は、今回の判決において、Everlight白色LEDが094特許の権利範囲に入ることなどを認め、当社プレスリリース掲載行為等が不正競争行為等に該当しないなどと判断し、Everlight社の控訴を全面的に却けました。

当社は、今後も当社が保有する特許及びその他知的財産権を保護するために、当社の特許を侵害するいかなる企業に対しても、全世界において適切な措置を講じ続ける所存です。

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