2018.8.2
Harvatek社とのドイツYAG特許侵害訴訟の賠償金による解決について
2010年9月、日亜化学工業株式会社(以下、「日亜」という)は、台湾のLEDメーカーであるHarvatek Corporation(以下、「Harvatek社」という)に対し、Harvatek社製白色LED(型番:HT-V116TW、HT-U158TW、HT-T169TW及びHT-P178TWU-PQPS-DG)を対象とする特許侵害訴訟をドイツで提起しました。日亜は、ドイツで販売されたこれらの製品が日亜YAG特許EP 936 682 (DE 697 02 929)を侵害するとして、特に侵害差止及び損害賠償を求めていました。その結果、2012年3月29日付のデュッセルドルフ地方裁判所の一審判決(事件番号:4a O 184/10)及び2017年1月20日付のデュッセルドルフ高等裁判所の二審判決(事件番号:I-2 U 41/12)において、裁判所は、ドイツにおけるHarvatek社の侵害を認め、日亜の請求を認めました。この判決は既に確定しています。
上述の確定した判決に基づき、日亜とHarvatek社は、日亜YAG特許に関するドイツにおける訴訟を解決することになりました。Harvatek社は、損害賠償請求に関する解決として、上記4品種のLEDに加え、それら以外のHarvatek社の製品についても考慮した上で、日亜に多額の支払いを行いました。
日亜は、今後も日亜の特許及びその他知的財産権を保護するために、いかなる企業に対しても、全世界において適切な措置を講じ続ける所存です。
日亜化学工業株式会社
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