2018.12.17
Everlight社との更なる2件のドイツYAG特許侵害訴訟で日亜の勝利が確定
日亜化学工業株式会社(以下、「日亜」といいます。)が台湾のLEDメーカーであるEverlight Electronics Co., Ltd. 及び同社のドイツ子会社であるEverlight Eletronics Europe GmbH (以下、総称して「Everlight社」といいます。)に対しドイツ デュッセルドルフ地方裁判所に提起していた特許侵害訴訟において、Everlight社は2件の日亜YAG特許EP 936 682 (DE 697 02 929)及びEP 2 276 080 (DE 697 40 795)の侵害を根拠とした日亜の請求を認諾しました。したがって、日亜の会計情報及び損害賠償の請求権は、2018年11月28日付の確認判決(EP 936 682に関する事件番号:4b O 161/17及びEP 2 276 080に関する事件番号:4b O 160/17)において全て認められました。これらの判決は確定しており、Everlight社は控訴できません。
2件のデュッセルドルフ地裁判決は、Everlight社製白色LED製品(製品番号:334-15/T2C2-1TVB) に関するもので、日亜YAG特許EP 936 682に基づく判決は、Everlight社製白色LED製品(製品番号:67-21S/KK2C-H5050M41N42936Z6/2T、XI3535-KT577J1-03201-000P、JU1215-GT577K6-09804-450T、ELSW-J61C3-0LPGS-D5700、ELSH-J11C1-0CPGS-C5700、ELSW-F71M1-0LPGS-C3000、ELSH-F81M1-0CPGS-C3000、JU1215-KM307K4-09804-450T、334-15/X1C5-1QSA、264-15/T2C4-2NRA、334-15/X1C2-1UWA、ELSH-F91C1-0CPGS-C5000、67-21S/KK2C-H5353M41N42936Z6/2T、67-21S/KK2C-H5757M41N42936Z6/2T及びJU1215-GT507K6-09804-450T)に関するものです。
損害賠償を求める準備として、日亜は前述の白色LED製品に関する会計情報をEverlight社に要求する、2件の判決に基づく執行手続きを開始しました。当該会計情報は、YAG特許を侵害したことによりEverlight社から日亜に支払われる損害賠償額を算出する根拠として使われます。
日亜は、今後も日亜が保有する特許及びその他知的財産権を保護するために、日亜の特許を侵害するいかなる企業に対しても、全世界において適切な措置を講じ続ける所存です。
日亜化学工業株式会社
広報担当
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