2020.3.24
台湾Lextar社と共同開発されたLED搭載製品を販売するIPF社に対する特許侵害訴訟の提起
2020年3月17日、日亜化学工業株式会社(以下、「日亜」という)は、自動車アフターパーツを販売するIPF株式会社(以下、「IPF社」という) を被告とする特許権侵害に基づく差止め及び損害賠償を求める訴訟を、東京地方裁判所に提起致しました。
日亜が特許権侵害に基づく差止め及び損害賠償の対象として主張している製品は、IPF社が販売するLEDヘッドランプバルブ(製品型番:301HLB2)です。当該LEDヘッドランプバルブには、以下の写真にある、台湾LEDメーカであるLextar Electronicsと共同開発したLEDが搭載されており、当該LEDが、日亜のLEDパッケージ構造特許(特許第5526782号)に抵触するものと判断し、本件訴訟を提起するに至りました。
本件特許の技術は高出力LEDで用いられている重要な技術であり、日亜は、台湾、アメリカ、中国、韓国、ドイツ、イギリス、フランス、オランダ、イタリア、ロシア、インドにおいても関連する特許権を保有しております。
日亜は、今後も日亜が保有する特許及びその他知的財産権を保護するために、いかなる企業に対しても、全世界において適切な措置を講じ続ける所存です。
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