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2022.4.11

テレワークやSNS向けの動画撮影に適した屋内照明用LEDをラインアップ
ー「光の質」にこだわり「色再現」と「高効率」を両立させた光源ー

日亜化学工業株式会社(本社:徳島県阿南市、社長:小川裕義 以下「当社」)は、テレワークや動画撮影用の屋内照明に適したLED(型番名:NFSW757G-P5H6/R9050j85t90)をラインアップしましたのでお知らせします。 

当社は、50年以上にわたる蛍光体の研究開発、そして世界初の高輝度青色LED、白色LEDとそれに続く各種LEDの研究開発を通じて、LED の特性の向上に努めてまいりましたが、ここ数年は物の見え方など従来の指標では表現しにくい「光の質」の重要性を再認識して製品開発にも反映させており、自然な光を再現したOptisolis™、 高い効率を維持しながら鮮やかで美しい色再現を実現するH6シリーズなど、「光の質」にこだわったLED製品を上市しています。

「光の質」を表現する指標の一つとしてTLCI(Television Lighting Consistency Index)があります。 TLCIとは、EBU(European Broadcasting Union)Technical Committeeにより定められた、照射物がカメラを通してディスプレイに映し出された際の色再現性を数値化した指標になりますが、TLCI値が高い照明の基で撮影された映像や画像は、従来の照明を使用した場合と比較して色再現性が高くなり、TVやパソコン、スマートフォンなどの画面で自然で鮮やかな、いわゆる「映える」画像を楽しむことができます。また、色再現性が高くなることにより、これまで色編集に要していた時間やコストを削減することが可能となります。


出典:https://tech.ebu.ch/docs/tech/tech3355.pdf

従来、TLCIはスタジアムや屋内競技場の照明等のTV撮影用途に於いて要求されることが多い指標であり、当社におきましても高出力の投光器をターゲットとしたNV4WB35AM、NV4WB35ARやNVSW519A等の高TLCIのLEDをラインアップしておりますが、昨今のコロナ情勢下において、テレワークやオンライン会議、SNS用の動画撮影等、競技場でのTV撮影以外の場面でも、カメラを通した際の色再現性が高くなる照明が求められるようになってきています。その要求に応えるため、主に家庭やスタジオでの撮影用の照明をターゲットとしたNFSW757G-P5H6/R9050j85t90という高TLCIのLEDを開発し、このたび量産出荷を開始しました。

本製品は、当社およびパートナー企業が保持する独自の蛍光体技術を用いることにより、既存の高演色LEDでは成しえなかった高TLCI、高演色、且つ高効率を同時に実現しております。本LEDを使用することで、テレワーク、オンライン会議、スマートフォンでの画像や動画の撮影、スタジオ撮影等に適した照明器具をデザインすることが可能となり、皆様の仕事や生活の質の向上に寄与できるものと確信しています。

詳しい情報はこちら
NFSW757G-P5H6
NV4WB35AM
NV4WB35AR
NVSW519A

Note:
NFSW757G-P5H6、NV4WB35AM、NV4WB35AR、NVSW519Aは当社型番です。