2022.9.6
高出力深紫外(280nm)LEDを上市予定
日亜化学工業株式会社(本社:徳島県阿南市、社長:小川裕義、以下当社)は、深紫外LED(ピーク波長280nm)の新製品(型番:NCSU434C、以下本製品)の2022年12月からの量産開始を予定しておりますのでお知らせいたします。
【特長】
本製品は、製品サイズが3.5㎜角と小型で、同サイズにおける深紫外LEDとしては業界最高クラス(当社調べ)の放射束(110mW)と電力変換効率(5.4%)を有しております。放射束が当社従来品 (62mW) の約1.8倍となり、新型コロナウイルスをはじめとした各種ウイルスの不活化や除菌を目的として、これまで実現が難しかった空気や水の大流量の殺菌機器への展開が可能になると見込んでおります。
またこの度、お客様の設計サポートの一環として、基板実装品のサンプル提供もおこなうことを予定しております。
【主な製品仕様(予定)】
パッケージサイズ:幅3.5mm x 奥行3.5mm x 高さ1.72mm
定格電流:350mA
ピーク波長:Typ. 280nm
放射束:Typ. 110mW
順電圧:Typ. 5.8V
指向角:Typ. 110°
【外観】
当社は今後も引き続き、より性能を向上させた紫外LED製品の開発に注力し、水銀フリー社会や脱炭素社会の実現などの社会課題の解決に取り組んでまいります。
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