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2025.4.22

Everlight社に対しドイツ特許侵害の損害賠償として250万ユーロを請求

2025年3月12日、日亜化学工業株式会社(以下、「日亜」といいます。)は台湾LEDメーカーであるEverlight Electronics Co., Ltd. 及び同社のドイツ子会社であるEverlight Eletronics Europe GmbH (以下、総称して「Everlight社」といいます。)に対する訴訟をデュッセルドルフ地裁に提起しました。当該訴訟において、日亜はEverlight社に対し、デュッセルドルフ地裁の2件の確定判決に基づく特許侵害による損害賠償として、250万ユーロの支払いを求めています。

2件の確定判決はいずれも日亜YAG特許EP 936 682 (DE 697 02 929)に関するもので、事件番号4b O 56/12の確定判決において裁判所はEverlight社による日亜のYAG特許侵害を認め、事件番号4b O 161/17においては、Everlight社が日亜の請求を全て認諾したことを受けて裁判所も日亜の請求をすべて認める判決を下しました。

Everlight社が損害賠償の範囲は判決に明示された製品に限定されると主張し、追加の製品に関する会計情報の提出を拒否したため、日亜は強制執行手続きを提起していました。裁判所が日亜の主張を認める決定を下したことを受け、Everlight社は法的義務を認め、完全な会計情報を提出しました。

Everlight社から提出された会計情報から、日亜は合理的な損害額は250万ユーロに及ぶと考え、損害賠償の支払いを求める訴訟を提起しました。

日亜は、今後も日亜が保有する特許及びその他知的財産権を保護するために、いかなる企業に対しても、全世界において適切な措置を講じ続ける所存です。

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